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ソリューション

IBM AS400(DB2)連携ソリューション

製造業のお客様で、基幹系システムをIBM社のAS400で構築されている場合、
PCエミュレータ経由のデータのエントリはスムーズにリアルタイムに行われていますか?

製造現場でのデータは、生産指示書の発行に始まり、各工程での出来高・資材消費実績エントリを行い、各工程での実績は、仕掛かり在庫や原料資材在庫の引き落としにつながり、同時に指示書単位での進捗実績に連動します。 一気通貫で生産している現場では、進捗のリアルタイムモニタは、次工程での段取りや割り込み作業の組み入れに有効な情報です。

そのためには、実績を発生段階で登録する必要があります。
  • PC端末数は十分ですか?
  • PC端末設置場所はありますか?
無線PDAは、生産現場のリアルタイム処理に最適なエントリ端末です。PDAで入力されたデータは、無線LANによりネットワーク接続されたMicrosoft SQL Serverを介して、AS400のDB2データベースを更新することができます。
AS400のDB2データベースは、独自のアーキテクチャーを採用しているため、.NETテクノロジーのADO.NETでは直接更新できません。そのため、SYNCでは汎用性を考慮した別方式を採用してアクセスしています。

情報鮮度と精度

製造現場で発生する情報には、多くの目的があります。
昨今のリードタイムの短縮や、トレーサビリティー、SCM対応、TQM活動なども現場での様々な実績を活用して実現されています。
発生データは、人的実績の他に、機械の稼働実績や、検査機実績など多岐にわたり、発生のタイミングもまちまちです。
無線PDAは、その機動力を生かし、実績自動収集できない様々なシーンの情報を収集することができます。蓄積方式のHHT(ハンディーターミナル)と異なり、入力データは常にホストコンピュータ(AS400)のマスタデータとの照合を行うことができるため、さながら移動するエミュレータ端末です。

データ収集

SYNCでは、生産現場で発生する様々なデータを情報として活用できるように、シーケンサ実績収集から、無線PDAによるリアルタイム実績収集まで、幅広く生産管理を支援いたします。
シーケンサの機械装置への取り付けにつきましては、機械メーカーとの調整や仕様公開のための契約が必要になる場合や、取り付けができない場合がございます。

データ 活用・データマイニング

AS400などの基幹処理用のコンピュータでは、情報分析のための汎用ツールがなかったり、非常に高価な場合がほとんどです。

SYNCのPDAソリューションは、データ分析のための、新しい側面を持っております。
AS400アクセスのため、中継に使用するMicrosoft SQL Serverには、多次元データ分析用のOLAPシステムが標準装備されています。OLAPは、集積された情報を横断的に集計分析したり、時系列で分析することができ、Webによる自由分析やEXCELでの自由分析など、様々な可能性を秘めたツールです。

生産性・稼働率・不良率の改善に取り組むには、まず正確な事実、現場で何が起きているのかを調査してみてはいかがですか?
OLAPは、リアルタイム・時系列に事実をつかむための最適ツールです。是非ご検討ください。

本件は、「DWH分析システム」や、「AS400 Web」でもご紹介しております。