IoT(センサー)活用の領域では、Raspberry Pi/Arduinoなどのマイクロボードとセンサーを組み合わせて、遠隔地の環境データや接点の実績収集を無人化し、業務や分析に活用するソリューションです。SYNCでは、屋内用のデータ収集にはWiFiを使用し、屋外のデータ収集には、WiSUNマルチホップ通信または、LTEを使用して、データ収集の自動化と無人化を実現します。回路設計やセンサー実装、Pythonでのアプリケーション開発は、SYNCグループのNextechが行い、SYNCではデータ収集・抽出用のデータベースAPIを提供いたします。

※このソリューションは、お客様といっしょにセンサーの試作~データ解析・活用まで、技術移管を含めで、現場のDXを推進するソリューションモデルです。

センサーネットワーク・屋外広域モデル(WiSun / LoRaWAN)

SYNC 山梨 甲府 IOT活用 WiSUN 広域ネットワークIoT 屋外・広域ネットワーク

WiSUN(Wireless Smart Utility Network) の略で、日本(総務省)が中心となって普及を進めている特定小電力無線規格です。WiSUNの周波数帯域は920MHz帯のため、通信速度は比較的低速ですが、ノード間の長距離通信が可能で低消費電力という利点があります。
通信プロトコルでは、マルチホップ・メッシュネットワークの構築が可能なため、1ノードに障害が発生した場合は、あたらなルートでデータ通信が可能です。

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スマート農業(AGRINET)

農業用の圃場センサーは、Raspberry Piのノード(子機)とクラウドへデータをアップロードするための親機(LTE通信でクラウドへ接続)の組み合わせて構成されています。
各ノードは、太陽電池と蓄電池で24時間自立計測し、ノード間接続はWiSUN通信でホップ通信することで広域に延長することが可能です。現在、地上センシングは温度・湿度・日照時間を計測し、地中センシングは地中温度・湿度・EC(電気伝導度)をモニタリングできます。モニタリング種類を増やすためには、対応センサーを追加することで計測が可能になります。農業の高効率化と品質向上を目指し、SYNCグループ企業のDreamfarm株式会社とAGRINETプロジェクトをブラッシュアップ中です。
※本プロジェクトに参加希望の農業関係者を募集中です。

スマートセンサー・構内・屋内モデル(LAN/Wifi/Bluetooth)

SYNC 山梨 甲府 IOT活用 LAN/WiFi/Bluetooth 構内・工場内ネットワークIoT 工場内・構内ネットワーク

製造業や流通業などの構内ネットワークまたは工場内でのIoT活用では、LAN/WifiやBluetoothによって基幹システムへ連携することができます。IoT CPUとセンサーを組み合わせて環境モニタリングや、機械の接点情報などから稼働情報を取得することが可能になります。

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屋内・構内センサー

屋内センサーは5Vの電源が取得できることを前提に、Raspberry Piのノードのみの構成でWiFi経由でサーバーへデータをアップロードします。計測用センサーは、温度・湿度などの基本計測のほか、製造業における機械の稼働状況の接点データなど複数の情報も取得可能です。
※必要に応じてH/Wの開発も可能ですのでお気軽にご相談ください。