小売・流通(リテール)の領域では、チェーンストア・専門店向けの流通ソリューションをご用意しております。
CRM、単品管理MDサイクル、物流から管理会計まで、チェーンオペレーションに必要なシステム、商品特性に合わせたシステムをご提供します。

チェーンストア基幹システム

チェーンストアでは、セントラルバイイングによるMDコントロールが基本です。そのため、本部機能と店舗機能には明確な境界線があります。
SYNCでは、商品部門の特性に対応したチェーンストア向けの基幹ソリューションを提供いたします。
システムはベースシステムをカスタマイズするため、お客様の規模やニーズに応じてご提案いたします。
※ご提案のモデルは、多店舗で店舗展開しているチェーンストアで、物流センター(DC/TC)と連携しながら展開している企業様向けモデルです。


■チェーンストア 標準モデル

株式会社シンク情報システム SYNC 山梨 チェーンストア ソリューション 店舗業務モデル 基幹システム

本部コントロールが中心となるチェーンストアでは、各店舗での業務モデルの基本はマニュアルと標準化がポイントです。各業務はDX化により標準化を支援します。

■チェーンストア 本部業務モデル(例)※主要業務例

株式会社シンク情報システム SYNC 山梨 チェーンストア ソリューション 本部業務モデル 基幹システム


■チェーンストア 店舗業務モデル(例)※主要業務例

株式会社シンク情報システム SYNC 山梨 チェーンストア ソリューション 店舗業務モデル 基幹システム

01

商品管理

商品管理では、SMゾーンに展開されるソースマーキングされた加食・日雑商品から日配・生鮮、実用衣料など、商品の特性に応じた商品管理機能をご提案いたします。生鮮3品(食肉・青果・鮮魚)の管理においては、不定貫商品への対応、市場システム(相場価格)連携、棚卸、ナンバーPLUのPOS連携などに対応します。
衣料品では、本部送り込み発注やアパレル特有のアイテム・C/S(カラー・サイズ)に対応します。
特売に関しては、本部企画のチラシや各店舗のエンドで展開するインストアプロモーションに対応します。

02

補充発注

EOS・EDIによる発注システムでは、商品部門の特性に合わせた手動発注・自動発注システムに対応します。
生鮮品に関しては、通常の補充発注に加え、週間発注に対応します。
日配品では、便指定の発注に対応します。
総菜品では、販売計画に基づく所要量計算や材料発注に対応します。また、特売商品などの別サイクル・別発注単位での発注に対応します。

03

自動発注

SYNCの自動発注は、統計的手法とパラメータで実装されています。チェーンストアなどの大量のトランザクションでAIを活用する場合は相当なランニングコストがかかります。
そのためSYNCでは、従来の過去同曜日の販売数の重回帰とSKU単位の購買客数、商品部によるパラメータ(重点商品・A(売れ筋)商品など)のウェイトや特売判定など、統計的手法を使用して計算してます。日々の各種計算結果は発注システムと連携し、D1商品(毎日発注・便指定)から週間発注まで発注勧告として登録されます。店頭では、ハンディーによる確認と補正を行いオペレーションレスの場合は勧告数で発注されます。

04

稼働計画

稼働計画は、各部門の作業の棚卸(標準時間・変動要素)を行い、店舗別の標準作業パターンを作成します。作成されたパターンに応じて、時間帯別の必要人時を計算し、勤務予定データから人員のアサインメント・応援指示などを発行します。必要人時は入荷予定数や売り場面積・棚レイアウトなどのパラメータより毎日計算され、作業指示となり発行されます。労務実績は各種生産性(人時生産性・稼働負荷など)分析の他店比較により店舗別の作業の改善やパートタイムの採用計画などに活用できます。

05

周辺システム連携

POS連携では、売価(PLU/ナンバーPLU)連携の他、ハンディー端末(モバイル端末)からの緊急売価変更に対応します。
値付け機連携では、インストア加工(総菜・食肉など)の生産実績を収集します。

06

実績・分析支援

各所で発生するデータを商品部と本部・店舗に応じて見える化します。
定型の数値管理用のアウトプットには専用システムを開発しますが、非定型のデータ活用では、PowerBIやExcelなどのツールを活用し、大規模データベース(DWHなど)ではマイニングやキューブの設計・構築に対応します。

07

在庫管理

店頭で発生するトランザクション(入庫・POS実績・廃棄・返品・店間移動・部門振替実績)からの帳簿在庫計算、単品管理による棚卸(循環棚卸を含む売価還元棚卸)・在庫管理や、生鮮品の材料棚卸(原価棚卸)に対応します。またエントリではハンディーの活用が有効です。

08

管理会計

部門別の予実管理と周辺システムとの連携を行います。
店舗で発生する会計伝票の財務会計システム(社外パッケージ)連携を行います。

専門店向けシステム

専門店向けシステムでは、取り扱い商品特性に応じた機能を提供しています。
百貨店・専門店では、通常の仕入・販売管理機能のほか、特有の仕入方式(消化仕入)や商品属性による購買分析や顧客管理・ポイント管理、外商などの掛売に対応した専門店向けの基幹ソリューションをご提案いたします。

■CRMイメージ

株式会社シンク情報システム SYNC 山梨 チェーンストア ソリューション 店舗業務モデル 関連図 専門店 CRM RFM 基幹システム

01

顧客管理・CRMシステム

購買傾向からのDM発行や、MD分析においてはDWH(Dataware House)やBIツールを活用し、積極的な商品開発や提案できるようなシステム化の支援を行います。

周辺システム

周辺システムでは、基幹システム連携のための、店頭・BOのサブシステムをご提案いたします。

01

モバイル端末・BO支援

モバイル端末(Android・iPad)を活用して、接客・店舗BO(Back Office)機能を提供しています。
店頭業務では、携帯POS機能や承り・ポイント管理などの接客機能、BO機能では、発注・在庫管理(棚卸・店間移動・返品)・各種情報表示などの機能を提供しています。
本機能は、SYNCで提供していたMobileソリューション(Windows CE/Mobile)機能をAndroid / iOSにポーティングしました。

02

Web-EDIシステム・SCM

Web-EDIシステムでは、仕入先との連携を電子化し、発注(返品を含む)~検品~買掛~支払報告までの一連のデータ連携機能を提供しています。Web-EDIでは、手動オペレーションのほか、APIによるデータ連携のI/Fも提供しています。